軸受の型番は、それ自体が凝縮された仕様書です。6205 を正しく読めれば、その軸受が内径25 mm、外径52 mm、幅15 mmの深溝玉軸受であることがその場で分かります。これを可能にしているのは国際規格 ISO 15 による標準化であり、だからこそ SKF、NSK、FAG、ANDE のいずれが製造しても、同じ番号は同じ軸受を指します。
厄介なのは補助記号です。基本番号はメーカーをまたいでも通用しますが、その後ろに続く英数字はそうではありません。2RS、ZZ、DDU、C3 といった記号は、単一の規格ではなく各社独自の慣例に従っています。補助記号を読み違えると、軸には収まるのに用途では機能しない軸受を発注してしまいます。本ガイドでは、完全な呼び番号を1文字ずつ解読し、よく使われる補助記号を網羅し、あるメーカーの記号を別のメーカーの記号へ読み替えられる対照表を示します。まず軸受のファミリーそのものを比較検討している段階であれば、軸受の種類のガイドから始めてください。
要点まとめ
- 呼び番号は3つのブロックで読みます。任意の接頭記号、基本番号(形式記号+寸法系列+内径番号)、そして補助記号(シール、すきま、保持器、精度)です。
- 基本番号の末尾2桁が内径を表します。00/01/02/03 は 10/12/15/17 mm、04 から 96 の番号は5倍します(ISO 15)。つまり 05 なら 25 mm です。
- 先頭の数字は軸受形式を示します。
6は単列深溝玉軸受で、一般機械向けで最も多く生産されている形式です。- 基本番号は規格化されている(ISO 15)が、補助記号はメーカー固有です。SKF の
2RS1、NSK のDDU、NTN のLLU、FAG の2RSRは、いずれも同じ両側接触シールを意味します。- 内部すきまは ISO 5753 に基づき C2 < CN(普通すきま)< C3 < C4 < C5 の順に大きくなります。数字が大きいほどラジアルすきまが大きいという意味で、品質が低いわけではありません。

ベアリングの型番の数字は何を意味するのか
転がり軸受の呼び番号は、いずれも3つのブロックに分かれます。任意の接頭記号、基本番号、そして1つ以上の補助記号です。SKF は自社の呼び番号体系でこの構成を明文化しています(SKF, Bearing designations, 2026年)。接頭記号は(多くの場合は付きませんが)軸受の構成部品や特殊仕様であることを示します。基本番号は形式と寸法を担い、補助記号がそれ以外のすべてを表します。
基本番号そのものも、3つのフィールドをまとめたものです。
[ 形式記号 ][ 寸法系列 ][ 内径番号 ]
6205 を例に取ります。6 が形式、2 が寸法系列、05 が内径番号です。3つの数字だけで、その軸受が何であり、どれだけの大きさなのかが分かります。下の図では、補助記号まで含めた完全な文字列を分解しています。
これが単なる豆知識にとどまらないのは、番号が検証可能だからです。6205 と刻印されているのにノギスで測ると内径が30 mmある場合、刻印が偽物か、軸受が規格外か、測定面を間違えているかのいずれかです。呼び番号と実物は必ず一致しなければなりません。

ベアリングのサイズはどう読むのか(内径番号)
基本番号の末尾2桁が内径寸法を表し、この法則には1つのショートカットと4つの例外があります。00、01、02、03 はそれぞれ 10、12、15、17 mmを意味し、04 から 96 までの番号は単純に5倍すればミリメートル単位の内径が得られます(ISO 15)。Koyo/JTEKT も明快に述べています。04 から 96 の範囲の内径番号は「内径番号を5倍することで」内径が求められる、と(Koyo/JTEKT, Bearing numbering system, 2026年)。
したがって 6205 の内径は 05 × 5 = 25 mm です。6208 なら 40 mm、6220 なら 100 mm。4つの例外と×5の法則を覚えれば、ミリ系軸受の寸法はほとんど暗算で判断できます。
例外的なケースもあります。10 mm未満の内径や非標準の内径にはスラッシュを使い、/0.6 は内径0.6 mm、大径の場合は数値をそのまま記載するので /500 は内径500 mmです。汎用軸受では稀ですが、特殊仕様では珍しくありません。刻印がまったく判読できない軸受では内径番号は役に立たず、実測するしかありません。手順を追ったベアリングの測り方のガイドがその方法を解説しており、測定後はまたここに戻って番号を確認できます。
先頭の数字は何を意味するのか(軸受形式)
先頭の数字、または英字の接頭記号が軸受形式を表します。6 が圧倒的に多いのは、これが単列深溝玉軸受を指し、主要メーカーのカタログのいずれにおいても、他のどの形式よりも広い内径範囲で掲載されているためです(SKF, Bearing designations, 2026年)。6で始まる番号を見たら、業界の主力形式を見ていると考えてほぼ間違いありません。

左から順に、単列深溝玉軸受、円すいころ軸受、円筒ころ軸受、ニードルころ軸受。形式ごとに先頭の数字または英字の接頭記号が異なります。
形式記号の一覧は以下のとおりです。ころ形式では、先頭の数字ではなく英字の接頭記号を使う場合が多いことに注意してください。
| 数字/接頭記号 | 軸受形式 |
|---|---|
1 | 自動調心玉軸受 |
2 | 球面ころ軸受(自動調心ファミリー) |
3 | 円すいころ軸受 |
4 | 複列深溝玉軸受 |
5 | スラスト玉軸受 |
6 | 単列深溝玉軸受(最も一般的) |
7 | 単列アンギュラ玉軸受 |
8 | 円筒ころスラスト軸受 |
N, NU, NJ, NUP, NF | 円筒ころ軸受(英字はつばの構成を示す)/NN/NNU は複列 |
NA, NKI | ニードルころ軸受 |
QJ | 4点接触玉軸受 |
避けるべき落とし穴が1つあります。現行の規格に、自動調心玉軸受を表す形式「0」は存在しません。自動調心玉軸受は 1 です。(かつて先頭のゼロが複列アンギュラ玉軸受を示していた歴史的な用法があり、通常は省略されます。)先頭の数字を解読するときは、「0」のファミリーがあると想定せず、上の表と照合してください。
形式ごとに選定の考え方は異なります。番号が 7 で始まるならアンギュラ玉軸受のガイド、3 なら円すいころ軸受、NA の接頭記号ならニードルころ軸受、5 ならスラスト軸受をご覧ください。
中間の数字は何を意味するのか(寸法系列)
形式記号と内径番号の間にある数字が寸法系列で、内径だけでは答えられない問いに答えます。すなわち、その内径のまわりで軸受がどれだけ大きく、どれだけ強いのかという問いです。寸法系列は幅(または高さ)系列と直径系列を組み合わせたもので、内径が同じであれば直径系列の数字が大きいほど外径が大きく、負荷容量も高くなります(Koyo/JTEKT, Bearing numbering system, 2026年)。
最も分かりやすいのは、内径を固定して系列だけを変えてみることです。6205 と 6305 を比べてみましょう。
| 呼び番号 | 形式 | 系列 | 内径 | 外径 | 幅 |
|---|---|---|---|---|---|
| 6205 | 6(深溝玉軸受) | 2 | 25 mm | 52 mm | 15 mm |
| 6305 | 6(深溝玉軸受) | 3 | 25 mm | 62 mm | 17 mm |
同じ25 mmの軸に対して、まったく別の軸受が2つあるわけです。6305 は直径系列が2から3に上がったぶん物理的に大きく、より大きな荷重に耐えます。直径系列は軽荷重向けから重荷重向けへ 8、9、0、1、2、3、4 の順に進み、最も薄く軽荷重向けのものから、最も大きく重荷重向けのものへと並びます。
6205 に系列の数字が1桁しかない理由: 寸法系列は本来2桁で、先に幅系列、次に直径系列が来ます。ところが最も一般的な軸受では幅系列の数字が
0または1であり、印字される番号では慣例的に省略されます。だから6205は系列の数字が1桁に見えても、実際には「幅系列0、直径系列2」を表しています。62/22のような軸受や、球面ころ軸受で4桁の系列を見かけたときは、幅系列の数字が既定値でなくなったために再登場したということです。
この項目は技術者が最も見落としやすく、しかも「内径が同じ」代替品が実際にハウジングに収まるかどうかを左右します。内径がぴったり合っていても、外径が取付座に対して10 mm大きすぎることは起こり得ます。機械加工されたハウジング穴ではなくボルト止めのハウジングに軸受が収まる場合は、フランジ付き軸受のガイドで、取付方式そのものが外径をどう制約するかを解説しています。
補助記号は何を意味するのか(シール、すきま、保持器)
基本番号より後ろはすべて補助記号で、軸受の挙動を決める仕様、つまりシール、内部すきま、保持器の材質、精度を表します。基本番号と違い、補助記号はメーカーごとに分かれる領域であり、発注ミスが最も多く生じるブロックです。実務で出会うものの大半は、次の4つのカテゴリに収まります。
シールとシールド。 異物の侵入と潤滑剤の保持を左右します。2RS(両側接触ゴムシール)は回転速度を犠牲にして密封性を取り、ZZ や 2Z(両側金属シールド)は速度を保つ代わりに粗い異物しか遮れません。2RZ は低摩擦の非接触シールです。両者のトレードオフの詳細は、シール付き軸受とシールド付き軸受の比較をご覧ください。

内部すきま。 取付前の軸受内部のラジアル方向の遊びで、ISO 5753が規定します。等級は小さい(きつい)方から大きい(ゆるい)方へ並びます。数字が大きいのは、熱膨張やしめしろを見込んだ意図的な選択であり、品質が低いことを意味しません。
保持器。 M は削り出し黄銅、J や Y はプレス鋼板、TN・TNH・TVH は成形ポリアミド(ナイロン6,6、多くはガラス繊維強化)を示します。保持器の選択は、許容回転速度、使用温度の上限、衝撃への強さに影響します。
精度。 公差等級は ISO 492 に従います。そのP等級は、北米のバイヤーになじみのある ABEC 等級とそのまま対応します。ABEC 等級は別途 ANSI/ABMA Standard 20 で規定されています。
| ISO 492 等級 | ABEC |
|---|---|
| 普通級/P0 | ABEC 1 |
| P6 | ABEC 3 |
| P5 | ABEC 5 |
| P4 | ABEC 7 |
| P2 | ABEC 9 |
各等級の実務上の違いと、P5以上が本当に必要になる場面については、ABEC軸受精度等級のガイドをご覧ください。
ベアリングの型番はメーカー間で共通なのか
基本番号はほぼ共通ですが、補助記号はそうではありません。この違いが、メーカーをまたいだ発注ミスの最大の原因です。ISO 15が主要寸法を定めているため、6205 は SKF、NSK、FAG、ANDE のどこの製品であっても 25 × 52 × 15 mm です。だからこそ基本番号でメーカー間の互換品を照合できます。ところがシール、保持器、すきまの記号は各社が独自に定めているので、6205-2RS1(SKF)と 6205DDU(NSK)は、表記の違う同一の軸受なのです。

同じ軸受、4つの表記。SKF の 2RS1、NSK の DDU、NTN の LLU、FAG の 2RSR はいずれも同一の両側接触シールを表します。
この「ロゼッタストーン」表は、よく使われる補助記号を読み替えるためのものです。印刷して部品管理のデスクに置いておいてください。
| 機能 | SKF | NSK | NTN | FAG/Schaeffler |
|---|---|---|---|---|
| 両側金属シールド | 2Z / ZZ | ZZ | ZZ | 2Z |
| 片側金属シールド | Z | Z | Z | Z |
| 両側接触ゴムシール | 2RS1 / 2RSH | DDU | LLU | 2RSR |
| 片側接触シール | RS1 / RSH | DU | LU | RSR |
| 両側非接触シール | 2RZ | VV | LLB | — |
| 普通すきまより大きいすきま | C3 | C3 | C3 | C3 |
唯一ばらつかない行に注目してください。すきま記号(C2 から C5)は4社すべてで共通です。各社の独自様式ではなく ISO 5753 に由来するからです。ばらつくのはシールです。
当社の受注窓口から: 最も多い失敗は、寸法違いではなく、寸法は正しいのにシールが違うというケースです。NSK の
6205VV(非接触シール)を交換しようとしたバイヤーが SKF の6205-2RS1(接触シール)を発注すると、回転抵抗が増え、軸受の温度が上がり、「同じ部品」への置き換えのはずが、静かに数百rpmの余裕を失います。互換品を探すときは、記号ではなくシールの機能を合わせてください。
規格化には、指摘しておくべき負の側面もあります。呼び番号体系が公開されているため、偽造業者は基準を満たさない軌道輪にも正しく見える番号を刻印できます。偽造品の世界貿易額は2021年に約4,670億米ドル、世界の総輸入額の2.3%に相当すると推定されています。同じ報告書は、自動車部品を危険が拡大しているカテゴリの1つとして挙げています(OECD / EUIPO, Mapping Global Trade in Fakes 2025, 2025年)。軌道輪に正しい番号があることは必要条件ですが、十分条件ではありません。出所は依然として重要です。World Bearing Associationは、疑わしい軸受を自分で真贋判定しようとしないよう勧め、ブランドメーカーに直接問い合わせることを求めています。海外から調達する場合は、中国製ベアリングを海外から調達する方法のガイドでサプライヤーの評価方法を解説しています。

番号と実物は必ず一致しなければなりません。社内の品質管理では、出荷前に呼び番号と照らして内径、外径、振れを測定します。
円すいころ、円筒ころ、インチ系の型番はどう読むのか
すべての軸受が 6205 のような整った形式に従うわけではありません。円すいころ軸受、円筒ころ軸受、インチ系軸受はそれぞれ独自の慣例を使い、なかでもインチ系はミリ系で育った技術者がつまずくところです。ミリ系の円すいころ軸受は独自の寸法系列記号を持つ ISO 355に従い、円筒ころ軸受はつばの構成を英字の接頭記号で示します。インチ系の円すいころ軸受は数値による寸法体系を完全に捨て、コーンとカップの2部品方式を採ります(Timken, Engineering Manual, 2026年)。
円筒ころ軸受は、どちらの軌道輪につばがあるか、つまり軸受がどれだけ軸方向の位置決めを担うかを英字の接頭記号で示します。NU は内輪につばがなく、NJ は片側に1つ、NUP はつばに加えて別体のつば輪が付き、N は内輪にのみつばがあります。番号の残り(寸法系列、内径番号)はミリ系の玉軸受と同じ考え方です。
インチ系の円すいころ軸受は本当に別物です。内径を番号に埋め込むのではなく、コーン(ころ付きの内輪)とカップ(外輪)の組み合わせを用い、それぞれに固有の部品番号が付きます。代表的な組み合わせは、コーン LM12749 とカップ LM12711 です。両者は別々に販売・指定され、異なるセットのコーンとカップを混用するのは組付けミスになります。この ANSI/ABMA の慣例があるため、Timken のインチ系円すいころ軸受の番号は、調べてみるまで内径について何も教えてくれません。ミリ系の円すいころ軸受については、円すいころ軸受と円筒ころ軸受の比較でそれぞれの適用範囲を解説しています。

インチ系のセットは、コーン LM12749 とカップ LM12711 という別々の番号が付いた2部品で出荷され、必ず一緒に管理しなければなりません。
実践例:6205-2RS C3 を最初から最後まで解読する
ここまでの方法をつなげれば、呼び番号は1つの文章のように読めます。6205-2RS C3 を左から順に見ていきましょう。6 は単列深溝玉軸受、2 は寸法系列(この内径では外径52 mm、幅15 mm)、05 は内径番号で 05 × 5 = 25 mm、2RS は両側接触ゴムシール、C3 は普通すきまより大きい内部すきまです。つまり ISO 15と ISO 5753の体系に基づく、すきま増大仕様のシール付き 25 × 52 × 15 mm 深溝玉軸受ということになります。
次に、6で始まらない軸受でこの方法が一般化できることを確かめましょう。NU 2210 E を例に取ります。
NU:円筒ころ軸受、内輪につばなし(軸方向に自由な配置)22:寸法系列(幅系列2、直径系列2)10:内径番号、10 × 5 = 内径50 mmE:内部設計強化形(負荷容量が高い)
同じ3ブロックの論理です。まず形式、次に寸法、最後に仕様。このパターンが身につけば、あとは寸法表で正確な外径と幅を調べるだけになりますし、その2つも系列からおおよそ見当がつくことが多いのです。手元の軸受を読めるようになりましたか。棚から1個取り出して、その文字列を試してみてください。
よくある質問
Q:ベアリングの6205とはどういう意味ですか?
6 は単列深溝玉軸受、2 は外径と幅を決める寸法系列、05 は内径番号です。05に5を掛けると内径25 mmになります。ISO 15の主要寸法体系では、この軸受の寸法は 25 × 52 × 15 mm です。
Q:ベアリング型番の末尾2桁は何を表しますか?
内径寸法を表します。00、01、02、03 はそれぞれ 10、12、15、17 mm を意味します。04 から 96 までの番号は、ISO 15に従って5倍すればミリメートル単位の内径が得られます。したがって 08 は内径40 mm、20 は内径100 mmです。
Q:ベアリングの2RS(またはZZ、C3)とはどういう意味ですか?
2RS は両側に1枚ずつ、計2枚の接触ゴムシールが付いていることを意味します。ZZ(または 2Z)は両側金属シールドです。C3 は ISO 5753 が定める普通すきまより大きい内部すきま等級で、熱膨張やしめしろを考慮して選ばれるものであり、品質が低い証拠ではありません。
Q:型番からベアリングのサイズを調べる方法は?
まず末尾2桁の内径番号から内径を求め、次に形式と寸法系列を読んで寸法表で外径と幅を確認します。刻印が判読できない場合は、内径、外径、幅を直接実測してください。ベアリングの測り方のガイドで手順を紹介しています。実測後は型番と照合しましょう。
Q:ベアリングの型番はメーカー間で共通ですか?
基本番号は ISO 15 で規格化されているため、6205 は SKF、NSK、FAG、ANDE のどのメーカーの製品でも 25 × 52 × 15 mm です。一方、補助記号は規格化されていません。両側接触シールは SKF では 2RS1、NSK では DDU、NTN では LLU です。補助記号は文字ではなく機能で合わせてください。
Q:NUやNJのような英字の接頭記号は何を意味しますか?
英字の接頭記号は、ころ軸受の形式とつばの構成を示します。NU、NJ、NUP、N はいずれも円筒ころ軸受で、どちらの軌道輪につばがあるかが異なり、それによって軸受が受け持てる軸方向荷重と位置決めの度合いが変わります。NA と NKI はニードルころ軸受を示します。
まとめ
軸受の型番は、わずかな文字数に圧縮された仕様書であり、読み解く鍵は3つのブロックに集約されます。
- まず形式。 先頭の数字または英字が軸受の種類を示します。
6は深溝玉軸受、3は円すいころ軸受、N系は円筒ころ軸受です。 - 次に寸法。 寸法系列が外径と幅を決め、末尾2桁が内径を示します(00 から 03 は固定値、04 から 96 は5倍)。
- 最後に仕様。 補助記号がシール、すきま、保持器、精度を担い、ここがメーカー固有の落とし穴です。互換品は機能で照合してください。
この3つを押さえれば、メーカーをまたいで軸受を特定し、検証し、代替品を選ぶことに自信が持てます。基本番号はそのまま通用しますが、補助記号は読み替えが必要です。
旧来の SKF、FAG、NSK の型番から相当品を照合する必要がありますか。完全な呼び番号を ANDE Bearing の技術チームまでお送りいただければ、互換性、寸法、そして用途に適した補助記号を確認してご回答します。必要な寸法から探し始めたい場合は、深溝玉軸受の製品ページもご覧ください。刻印が完全に消えてしまっている場合は、ベアリングの測り方のガイドで実物から逆算してください。
著者について
Jeff Li は、ANDE Bearing にて軸受工学とグローバル調達に関する記事を執筆しています。自動車、重工業、再生可能エネルギーのOEMおよびアフターマーケットのバイヤーと直接やり取りを行っています。LinkedIn にてつながることができます。



